落語会が中止になって思うこと
柳家小八 葛飾落語会『小八もつらいよ』
世話人です。
このホームページの【新着情報】でもご案内しておりますが、
4月12日に予定しておりました
柳家小八 葛飾落語会
『小八もつらいよ』第九回
は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言•会場の使用制限によりまして、延期させて頂くことと致しました。
御予約を頂いておりましたお客様、御来場を予定しておりましたお客様、何より小八師匠の落語を楽しみにされていらっしゃったお客様におかれましては、多大なるご迷惑をおかけ致しましたことをお詫び致します。
申し訳ありませんでした。
延期後の日程につきましては、今後の動向を見ながら改めて設定したいと思っております。
決まり次第、このホームページやSNSでご連絡させて頂きます
もうしばらくお待ち下さいませ。
この『世話人日記』、久しぶりに書きます。
今回の新型コロナ感染拡大→落語会延期を受けて、小さな落語会の世話人が思ったことを書いてみます。愚痴のような、戯言のような内容になるかもしれませんが、お付き合い頂ければと思います。
まず、本音を言うと
『落語会やりたかった』
の一言です。
3月下旬、幾つかの会が中止になっていく中ではありましたが、十分な感染予防対策を講じられると判断した上で、やる方向で進めていました。
それから1週間もしないうちに、会場管理者さんから使用制限の連絡をうける訳なのですが
(予め申しておきますが、管理者さんに対して異を唱えるつもりは全くありません。正当な判断だと思います)
こういう連絡を受けた際は
『いよいよこうなったか…』
と思うと同時に
『さて、どこからどうしよう』
となりました。
小八師匠への連絡、ご予約頂いてましたお客様への連絡、ホームページ•SNSの更新などなど…
連絡しなくてはいけないもの、止めなければいけないものに手をつけている間は、意外と冷静だったりしますが、これらがひと段落すると自然とこんな感情が湧き上がってきます。
『何か、悔しいなぁ…』
チラシを作って、プログラムを作って、演者さんと色々準備をして、色々仕込んで…、
それらが一旦リセットされること、何より演者さんに対して、楽しみにして頂いていたお客様に対してについて考えると悔しくてたまりません。
確かに不可抗力なのかもしれませんが、悔しくて、腹が立って、申し訳なくて…
今は色んな感情が渦巻いています。
自分達のような会ですらこんなことを思うぐらいなので、興行を生業になさっているイベンターさんはもっと大変でしょうし、悔しく辛い思いをなさってるかと思います。
当然演者さんも然りかなと思います。
今となっては1都6府県に緊急事態宣言が発令され、エンターテイメント業界のほぼ全てが自粛の方向へと向かっています。
『感染拡大を防ぐ為』
という名目の元、耐え忍ぶしかないのかもしれません。臥薪嘗胆の時期なのかもしれません。
いつかこの騒動が収束し、街にエンターテイメントの灯が灯る日が、1日でも早く戻ってくることを今は祈っています。
私達も、とりあえず4月12日までは悔しがりますが、延期した落語会の日程を決められるように、その日に多くのお客様にお運び頂けるよう準備をしていきたいと思います。
その時は皆様の御予約•御来場をお待ちしております。
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