サブタイトルに託す想い
平素より当落語会をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
柳家小八 葛飾落語会『小八もつらいよ』
世話人です。
久々に書きたいことがあったので、日記を書いてみることにしました。拙い文章ですが、お付き合い頂けたらと思います。
今回書きたいと思ったのは、4月21日に行う落語会のサブタイトル
『葛飾から槍を刺せ!!』
についてです。
話は少し飛びますが、福岡ローカルの深夜番組に『ゴリパラ見聞録』という番組があります。
東京ではなかなか芽が出ず、福岡に拠点を移した【パラシュート部隊】というコンビと、ピン芸人【ゴリけん】の3人が、依頼者の望む場所へ行き、その珍道中ぶりを番組にしたというもです。福岡から人気が徐々に火がつき、現在は全国各地に人気が広がり(私自身もこの番組のファンです)、番組も10年以上続く人気番組になっています(TVerでも視聴できます)。
この番組の中で人気のコーナー(!?)に『一献』という、3人が旅先の居酒屋で呑んでいる場面をカメラで撮影し、その姿を放送するというものです。
その『一献』の中で、個人的に心に残っている回があります。何処の旅だかまでは覚えてませんが、番組が始まってまだ数年の頃だと思います。一献の中で出演者のパラシュート部隊・斉藤優さんが言った言葉が心に残っています。
『福岡から東京に槍をブッ刺したい!!』
東京では芽が出ず、福岡にいわば『左遷』を命じられ、福岡でコツコツ活動し、福岡で徐々に人気が出始めた頃、もう一度東京の芸能界に自分達の存在を認めさせたい…、そんな意味の言葉だと思いました。
その後、この番組は福岡で数千人規模のイベントを満席にさせたり、番組DVDも13本出しては売れて、しいては番組が放送されてない東京お台場・フジテレビのイベントを成功させたり…と、東京に槍を突き刺すことになりました。
この言葉を実現させた【ゴリパラ】の3人の凄さと、夢や野望を持ち続けていくことの大切さを私はゴリパラ見聞録から学びました。
話を自分達の落語会に戻します。
これまで14回落語会をやってきてどうだったのかを、年末年始ふと考えることがありました。
柳家小八師匠が真打になって、数回は盛況でした。会場も一回り大きくしました。
軌道に乗りかけてきた頃に、コロナがやってきました。会場の使用制限や様々な制約を受けながらも何とか持ち堪えてきました。
コロナ禍が終息を迎えた頃、私自身が難治性の病にかかってしまい、落語会が開催できなくなってしまいました。
そして前回14回目の会で『リスタート』と銘打ち、落語会を定期的に開催していくことを謳いました。前回来て下さったお客様には大変感謝をしています。この落語会を見捨てないで頂いてありがたいですm(._.)m。
でも、心のどこかに引っかかってるものがあるんです。自分達の落語会をもう一度盛況だったころに戻したいという気持ちがあるんです。そんなことを思っていた時に【ゴリパラ】の斉藤優さんの言葉が出てきたんです。
『槍をブッ刺したい!!』
私が言うのもおこがましいですが、柳家小八師匠はとてもいい噺家さんです。
若手の中でもトップクラスの実力を持っている方だと思っています。
人間性も素晴らしい方だと思っています。
ただ、自分をアピールしたり、自分の存在を誇示するのは得意ではないかもしれません。
それで損をしていることもあるかもしれません。
あと…正直【宣伝下手】です(・_・;
だから、私達と皆様のお力をお借りして
『柳家小八という噺家の落語の槍を落語界に、お客様の心にブッ刺したい!!』
んです。
次に自分達の落語会もスパンが開いたことで、忘れ去られてしまったり、飽きられてしまったりしていると思っています
小さな落語会で運営に限界があるかもしれませんが、来て下さったお客様にはできる限りのおもてなしをしたいと思っています。
だから
『【小八もつらいよ】という槍を皆様にブッ刺したい!!』
と思っています。
最後に、これらの槍を太く・強くするためにはお客様にお運び頂くことだと思います。
鬱陶しいぐらいSNSで宣伝したり、DMやメールを送らせて頂いております。
迷惑なのは重々承知しています。
もしもお時間がございましたら、葛飾へお運び頂ければと思います。
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